【コルゲート】富士山富士宮口五合目来訪者施設(仮称)に採用されました。

富士宮口五合目にあった旧レストハウスが2021年3月の火災で建物の2階が焼け、解体されました。新設計画では噴火時の一時的な避難シェルターとしての機能を備える方向で検討され、このたびコルゲート・アーキテクチャーが採用されることが決定しました。

シェルターの重要性

2014年の噴火で58人が犠牲になった御嶽山では、噴火口から1キロ近いところまで噴石が飛来、山小屋の屋根にも大きな穴が開いたことも報告されています。 噴火後にシェルターが長野県側に7基、岐阜県側に1基設置され、鋼鉄製で約20人が入れる仕様になっているとのことです。
一方、富士山の山梨県側では、吉田口下山道の7合目と8合目近くに新たなシェルターが設置され、1基あたり約135人が収容できるとされ、合わせて13基設置される計画です。これらのシェルターはコンクリート製で中央が空洞になっていると報じられています。

コルゲート工法での試み

インパクトの強いコルゲート銅板で「伝統的な山小屋のデザインを現代風に継承」しつつ、噴石のような強い衝撃を分散させる波形銅板の工法として採用されました。
そして、鋼鉄やコンクリートではなく、「コルゲート鋼板」を使うという方針は、噴石対策の新たなアプローチと言えます。

今後の展望

このプロジェクトは、富士山の噴火対策をめぐる大きな取り組みの一部でもあります。政府(内閣府)は富士山の大規模噴火による被害を想定したCG映像を公開しており、富士山は「いつ噴火してもおかしくない」状況にあるとされ、山梨県側でも同様の懸念から山中へのシェルター設置が進められています。

コルゲート・アーキテクチャーは、低価で施工日数がかからず、リユースができる工法で、災害から守るシェルターとしても貢献してまいります。

参考記事

あなたの静岡新聞「富士登山観光拠点、代替も便利に 焼失の5合目旧レストハウス」
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1102149.html

秋田魁新報「富士宮口に登山者用拠点を新設へ 3月に火災、噴火時に避難も」
https://www.sakigake.jp/news/article/20210825CO0076/

テレ朝news(Yahoo!ニュース)「富士山”大規模噴火”進む対策 今年の閉山時期から新設されるシェルターとは」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d192ba4f2a74bf9ea5e5c6b552fb0ea3dc1f3ea9

FNNプライムオンライン「富士山に設置『新シェルター』を公開 噴火や落石対策」
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-1063717

日鉄建材株式会社「コルゲート商品」
https://www.ns-kenzai.co.jp/d1corrugete.html

JFE建材株式会社「コルゲート」
https://www.jfe-kenzai.co.jp/product/08/02/index.html

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